熨斗袋の素材についてメーカーに聞いてみました

熨斗袋イメージ

祝儀・不祝儀※の素材は何でできているかご存じですか。
※以下、祝儀・不祝儀を金封と表記します

ご存じの方も多いとおみますが、金封に使用されている素材は和紙です。

和紙素材のためか、筆ペンなどで名前を書く際に「滲(にじ)んで困ってしまう」という悩みをよく聞きます。
いつも購入の際に金封の素材はチェックをしていて(素材は記載されていないことが多いです)気になっていたので、今回、製造メーカーさん数社に問い合わせをしてみたところ、2社からご返答を頂くことができました。

金封に使用されているのは下記2つだそうです。

①奉書紙(ほうしょし)
金封の他、式辞などでもよく使用され無地のものがよく流通しています。
②大礼紙(だいれいし)
表面に紙の繊維が白い模様のように見え、短冊や便箋でもよく見かけるものです。

どちらも、さらに細かくたくさんの種類があり、オリジナルで製造をされている等の理由から具体的な詳細までは教えていただけませんでした。(さすがにそこは企業秘密ですよね)
ですが、丁寧にご紹介いただきとてもうれしかったです。社名は伏せさせていただきますが大手メーカー2社のご担当者様ありがとうございました。

もともと、自身の講座の練習で、市販されている金封に使用されている用紙を使用出来るといいなと思っていて、今回思い切って聞いてみました。詳細は分かりませんでしたが、東急ハンズさんなどの紙をたくさん取り扱っているお店で、似た書き味の紙を探してみようと思います。

本番に近い用紙で練習をしたい方は奉書紙大礼紙を探してみてください。

滲(にじ)む紙の見分け方は次のブログでご紹介します!

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