相棒パソコンの紹介(MSI Prestige 14 A10SC)

Prestige14 A10SC 165JP

先日、デザイン書道教室の記事を記載したところ、「パソコンはどんなものを使用しているのですか」という問い合わせをいただきましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

私は現在、MSIのPrestige 14 A10SCを使用しています。購入したのは2020年の4月。

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当時はASUSのノートパソコンX205TAを使用していましたが、新型コロナの感染が拡大しオンライン化が加速する中で、Webカメラを使用してZoomでのレッスンなどを本格的に始めたところ、ノートパソコンがフリーズする機会が増え、買い替えを決意しました。
ASUS機は外部でセミナーをするとき用にパワーポイントが使えればいいや、くらいに思って格安のものを購入したものなのでパワー不足は仕方がありません。むしろ6年以上現役で壊れることもなく活躍してくれたので感謝しかなく、今も自宅でオンラインレッスンをするときのサブ機として活躍しています。

私が新しいノートパソコンを購入するにあたり考えた条件を挙げると下記のとおりです。普段はデスクトップパソコンを使用ているので、メイン機というよりはサブ機として長く使用したいという目的で条件を考えました。

【使用目的など】
・主に外出時と、自宅でのオンラインレッスン時の使用がメイン
・ビジネスソフトとグラフィックソフトの使用が多い
・インターネット、TV会議の利用も多い
・ゲームなどの使用予定はない
・Windows機(Macは使ったことがないため)

【希望条件・スペック】
・モバイルとして使用したいので大きさは13インチ以下(実際に購入したのは13.3インチ)
・持ち運びを考慮すると重さは1kg以下(実際は1.29kgでした)
可能ならグラフィックボードあり(将来的な動画編集の可能性を考慮して)
メモリは16GB以上(Photoshopやillustratorの利用を予定しているので)
ハードディスクはSSDで512GB以上(システムデータで容量不足の心配なし)
・価格は20万円未満(お財布の事情で)
・CPUはIntelの最新でCore i5以上(当時は第10世代が最新)
USB Type-C充電(USB PD)対応(電源ケーブルのコンパクト化を考えて)
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応(当時の最新規格)
Bluetooth 5以上に対応(当時の最新規格)
・ディスプレイはノングレア(光沢感がないもの)
・SDカードスロット(あればうれしいな)
・有線LANポート(あればうれしい)
・WordやExcelは不要(別でライセンスを購入しているので)
・Windows10 Pro(可能なら)

細か!と言われそうですね。笑
システム部門で働いていた経験があるのでパソコンに関する知識が少しあり、今回は長く使うことを考えたところ結構要望が増えてしまいました。

上記を条件で探したところ、有名家電メーカーのノートパソコンは選択肢としてはなくなり、条件に近かったのはRazerとMSIのノートパソコン。どちらもゲーミングパソコンで有名なメーカーで、これまであまり使用したことはありませんでしたが特に不安もありませんでした。今回、希望の条件を含め2社を比較の結果、MSIのPrestige 14 A10SCに決まりました。大きさや重さは希望には叶いませんでしたが、問題のない範囲。arkさんで購入し、当時の費用は約17万円ほどで予算内でした。

MSIクリエイターノート
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構成

OS Windows 10 Home
CPU Intel® Core™ i7-10710U
グラフィック NVIDIA® GeForce® GTX™1650 Max-Q 4GB
メモリ 16GB(LPDDR3-2133オンボード)
HD 512GB – SSD(NVMe)
無線 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) 、Bluetooth 5
画面 14インチ 1920×1080 (ノングレア)
本体 13.3インチ
重さ 1.29kg
出力 Thunderbolt 3
電源 USB Type-C充電(USB PD対応)
その他 Webカメラ付き
SDカードスロットあり
入出力はType-C×2USB2.0-TypeA×2
イヤホンジャック
多機能ハブ付属(USB Type-C)

もう、ほぼほぼ希望通りで文句なしの内容です。

購入後、使用してみた結果よかったことや気になったことは下記の通りです。
色々書きましたがバッテリー以外は満足していまして、あえて挙げるならということで記載させていただきました。
(◎は特によかった点、〇はよかった点、△は使ってみての要望点)

〇動作は快適
先代のASUSは6年以上前に最低限の仕様目的で購入したこともあり、比較にならないほど快適です。

〇Webカメラ付き
USB接続のWebカメラも持っていますが、標準でついているものを使用することも多いです。

◎キーボードがバックライト付きで見やすい、押しやすい
バックライト付きのキーボードは初めてだったのですが、薄暗いところでもバックライトで照らされるので見やすくて快適です。キーボードを押す感覚(キーストローク)も私は好きな深さです。

〇必要以上のソフトウェアがインストールされていない
家電メーカーのパソコンによくあるサポートアプリやシステム診断プログラムなど、よくわからないソフトウェアが少ないため非常に快適です。

◎USB PDに対応
付属のACアダプターと電源ケーブルは重いため、65W対応の充電器100W対応のUSBケーブルを別途購入して使用しています。モバイルとして使用する際ACアダプタとケーブルって結構荷物になるのですがこれはかなりコンパクトです。

〇ディスプレイが180度まで開く
最近のノートパソコンには多いですが、画面が180度開脚しますので、相手に画面を見せる際にf12キーで画面を回転して利用すると便利で、意外に使用頻度が多いです。

〇画面の回転
f12キーで、画面を180度回転させて相手に表示することができます。対面で座っている相手に資料などを一時的に見せたい時などに利用しています。

△バッテリーの持ち
バッテリーで10時間ほど持つとありますが、Word・Excel・PowerPointを同時に使っている程度でも3時間弱しかもちませんでした。省電力モードにしてもほとんど変わらずのため、電源コードは必須です。そうなるとモバイルとしての意味が(^^;
私の使い方や設定の問題なのかもしれませんが、4~5時間のセミナーを受けるときにはバッテリーが心配なのが難点です。個人的にはこれが現在一番の悩み。

△本体が結構熱くなる
グラフィックボードを積んでいるからというのもありますが、結構熱を持ちます。冬でしたら温かくてちょうどよいと思います(笑)コンパクト設計で冷却装置が1つのため少し本体は熱を持つ印象です。作業上はほとんど問題になったことはありません。

△USB Type-A が2.0
最新機種なのでUSB Type-Aは3.0かと思っていたら2.0でした。USB PDに対応しているので問題ありませんが、USB3.0に対応していなかったのはちょっと残念です。

△本体にHDMI出力ポートがないこと
Thunderbolt 3には対応しているのですが、私はHDMI出力がほぼ100%のため、ディスプレイ出力の際は変換アダプタ(Thunderbolt→HDMI)が必要です。使用頻度も多いため本体の出力機能としてあると嬉しかったです。

△本体に有線LANポートがないこと
最近はWi-Fi接続が多いですが、オンラインでレッスンをする場合、インターネット回線は有線LANの方が安定しています。USBのLANアダプタなどもありますが、アダプタ経由は安定性に欠けるので、できればパソコン本体にLANポートが欲しかったです。

△本体の外側に龍のロゴデザインがある
これは好みの問題ですが仕事で使用することもあるため、個人的にはビジネスモデルに採用されているシンプルなMSIのロゴだと嬉しかったです。ノートパソコンで龍のロゴは珍しいのでカフェなどで使用をするときに、珍しいパソコンのデザインだなという視線を感じます。。。
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※開封直後のため保護シールが貼ったまま

△グラフィックボードがどのくらい活用されているのかがよくわからない
Photoshopやillustrator使用時にタスクマネージャーから観察していますが、グラフィックボードが使えているようないような様子。こちらはもう少し検証が必要です。

ちなみに、私が購入したときはキャンペーンで、モバイル用のバッグがプレゼントで付属されていました。こちらはクッションタイプではないので、好みが分かれるところですが、私には十分で非常に重宝しています。
Prestige14 A10SC 165JP

色々書きましたが、バッテリーの持ち以外は快適で、不満点ではありません。あくまで欲を言うならという視点で記載させていただきました。。

皆さんのパソコン選びの参考になりましたら幸いです。

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