大谷酒造様を訪問してきました

大谷酒造

3月にラベルを書かせていただいた日本酒「鷹勇」の蔵元大谷酒造さまへお伺いしてきました。

日本酒のラベル制作にあたり、本当は制作前にお伺いしたかったのですが、募集のあった4月は新年度の会社員業務の繁忙期ということもあり難しく、1年越しでの訪問となりました。
ラベル用の筆文字を制作時、提案文章の作成に協力してくれた妻と一緒に訪問。

大谷酒造

事前に酒蔵見学の予約を入れ、試飲できるとのことなので、電車でお伺い。
最寄りはJR山陰本線の「浦安駅」。数駅隣には鳥取駅や米子駅がありその中間あたりに浦安駅はあります。

駅から徒歩10分ほどの距離にあるので、車でなく電車でも安心です。
訪問日は雲一つない快晴でしたので、景色を楽しみながら酒蔵へ。

大谷酒造さまでは、事前に予約をすると酒蔵を見学させて頂くことができ、見学は1年間行っているそうで、タイミングが合うと、実際の製造中の現場を見学となることもあるそうです。
私たちは実際に使用する機械や樽などの舞台裏を見させていただきました。

なお、工場内に入る前の消毒液は自社製ということで、ほんのり日本酒の香りが漂うアルコール。なんて贅沢な消毒♪と内心テンションが上がってしまいました。笑

大谷酒造さんは設立151年になる、現在の代表が5代目だそうです。

現場を案内くださったのは蔵人(くらびと)の社員さん。
酒蔵の現場では社員などの従業員的な方を蔵人(くらびと)、蔵人をまとめる管理職者的な人を杜氏(とうじ)というそうです。

余談になりますが鷹勇(たかいさみ)のお名前は約150年前に大谷酒造をスタートさせた際に、鷹が敷地内に入ってきた(迷い込んできた?)そうでその際の鷹の縁から「鷹勇」という名前で現在まで変わらずに続いているそうです。

製造工程はマニュアル化されているものもありますが、材料である酒米の状態みて調整をしながら作業を行うため、まさに伝統という表現がぴったりです。
書道を続けている私には、伝統は師匠から弟子への個人間の継承の印象が強かったのですが、大谷酒造さんをお伺いさせて頂き、複数の方々が1つの伝統を継承していくすばらしさと凄さを目の当たりにし、とても感動しました。

また試飲のさなかに杜氏(とうじ)の方もご挨拶に来てくださり、日本酒ラベル選考のお話もお伺いし、うれしいお言葉もかけて頂きました。
本当に感謝感謝です。

そして、これからも大谷酒造さまのご紹介はもちろん、何かしらの形で応援をさせて頂きたいと改めて思いました。

今回試飲させていただいた日本酒。(いずれも個性あり美味しかったです)

大谷酒造

午前中にお伺いをしたので、ご紹介いただいた牛骨ラーメン絶品の「すみれ」さんで昼食を取り、その後「白バラコーヒー牛乳」で有名な大山乳業さん(どちらも徒歩圏内)へ寄り、美味しいソフトクリームもいただいて帰りました。

大山乳業さんで食べたソフトクリーム。(絶品です)

大山乳業

電車は時間帯によりますが、1時間に1~2本のため、電車の時間を見つつの旅路。

大谷酒造のみなさま、お忙しい中本当にありがとうございました。

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