タイトル文字を揮毫させていただきました
『タイトル文字、書けます?』
そんな突然の連絡がきっかけで4月2日に開催された古谷維久子さんの著書『幸せな成功者は、 なぜ、姿勢がいいのか?』の出版お祝い会のタイトル文字を書かせていただきました。
古谷さんとはセミナーコンテストという10分のミニセミナーを作成し競うコンテストで知り合ったのがきっかけです。とても前向きな方で、私の筆ペン講座を何度も受講下さり練習会などにも熱心にご参加。お名前の腕前はプロ級です。
お祝い会の丁度1ヶ月程前に突然電話が鳴り、会場の下見中の古谷さんと関係者から相談の電話でした。
ご依頼の詳細(大きさや納期他)をお伺いしながら、すごくお世話になったからこそお受けしたいなという気持ちが強くなりました。道具と納期の課題はあったのですが、ひとまず応援したい、お祝いをしたい気持ちで受諾。
一番の課題は「紙」でした。
ご依頼の横120cm×縦180cmの大きさは、書道用紙の規格にはないので、ほとんどオーダーになります。
(パフォーマンス用の用紙などでしたら対応できそうですが、ちょうど取り扱いがありませんでした)
表装の時間を考えると1ヶ月では間に合わないので、別の紙はないかとインターネットで調べた結果、和紙タイプのロール紙でよさそうなものがいくつかあることが分かりました。
最終的に購入したのが約117cm×10mのロール紙。サンプルを取り寄せる時間もなかったので、ドキドキしながらポチっとしました。
手元に届いて確認したところ、表装も不要で書いたものをそのまま使用できそうです。
レイアウトを決めて、鉛筆で薄く書く位置をポイントし、一気に書き上げました。
3枚ほど書いて仕上げました。
書き終わった後に気が付きましたが、この大きさになりますと乾かす場所がないので書いたところでそのまま自然乾燥です。半紙の時のように「集中力の続いているうちにもう1枚書いちゃおう」といったことができませんので、集中力を切らせないように気を付けました。
お祝い会の会場は大阪市中央区にある「高津宮(神社)」。
完成したタイトルの前で古谷さんとの1ショットです。
また、最初は文字だけを書かせていただく予定が、著書のサインのデザインもご依頼いただき、出版前のお忙しい中、夜の遅い時間に書き方のオンラインレッスン。
あっという間にサインの書き方を習得されました。
写真はお祝い会の席でサインを書く古谷さんです。歩き方だけでなく、サインを書く姿も本当に素敵です。
古谷さん、ご出版おめでとうございます。
沢山の方の手に届きますように!