総裁選候補者の色紙から紐解く!勝手に政治家のみなさんを診断

総裁選

最近まで総裁選の話題があちこちで取り上げられていましたが、私が注目していたのは「字」。

政治家の方は色紙に字を書く機会が多いため、個人的にいつも楽しみにしています。
今回は4名の色紙を拝見し、4者それぞれの個性を感じましたので目についたことを書かせていただこうと思います。

※今回はあくまで【手書き】についてブログを書かせていただきます。
政治に関する批判やコメントはお控えいただけると幸いです。

総裁選
※画像は2021.9.18の時事ドットコムさんのサイトより

河野太郎氏 臨機応変!おおらかタイプ
「温」の1文字を堂々と太く大きく書かれているところが一番の魅力。主張すべきところできちんと自分を表現できる強さをお持ちです。
氏名は他の三方と違い右側に書かていますが、縦書きの色紙場合、氏名は左下に書くことが多いため、余白を見て全体のバランスを考え右側に名前を書かれたのでしょうか。
その場合、臨機応変という点ではよいのですが、計画性の甘さとも受け取れます。
総裁選への立候補される立場の方は色紙を書く機会は多いため、予定して氏名を右側に書かれたのか、調整で書かれたのかは気になりました。

温の字の旁である「日」の字の最後の横線が縦線と離れていますが、よく言えば細かいことは気にしないおおらかな性格、その一方でツメの甘さがあることと表します。
また、「日」「皿」は平行する線が非等間隔に書かれています。このような書き方は気分屋でヒステリックな一面を持っている方に見られる特徴。お立場を考えられると、線は等間隔の方がオススメです。
(日付は後付け書かれた印象でしたのであえて診断をしておりません)

岸田文雄氏 高みを目指す!コツコツタイプ
総裁に選ばれた岸田氏の色紙の字は、文字の大きさ、全体のバランスともに素晴らしいと思いました。
特に「天衣無縫」の字はやや崩し字で堂々と書き氏名はやや控えめに書いているところ。書き慣れていないとなかなか書けません。

「岸」の字の最後の縦線がやや長く書かれています。これは少しの結果では満足できない目標設定の高い方に多い特徴。
崩し字でここまで堂々と書けるようになるには、書き慣れたコトバなどであっても一定の練習が必要で、中長期で計画し、時間をかけてコツコツ積み重ねることができるという一面を表しています。
漢字は偏と旁の間が狭く職人肌な一面があります。総理大臣としてさらに活躍されるためには今以上に周囲を受け入れる器の大きさを期待されるかもしれません。
(日付は後付け書かれた印象でしたのであえて診断をしておりません)

高市早苗氏 気遣い上手なバランサー
高市氏の字は岸田氏よりもやや控えめですが、全体的にバランスよく書かれています。
日付も含めきちんとレイアウトされている部分は準備・計画性のあらわれと思われます。
しかしながら、筆で字を書くことに慣れていないのか、線が震え気味であったりギザギザしている箇所があります。
線の震えは自信などメンタルにも直結しますので、多少の上手い下手を気にせずにはったりを利かす意味でも堂々と書かれるともっと素敵な色紙になると思いました。

一文字一文字非常に丁寧に書かれており、優しく気遣いのできる方とお見受けしました。

「渾」「市」「早」の本来空間になる部分がつぶれ気味になっており、これは精神的なつらさなどがある場合に表れる特徴。
総裁選ですので周囲からの期待など、重圧もあったものと思いますが、かなりのプレッシャーを感じられていたのかもしれません。

野田聖子氏 デキる!調整役
字も小さめで線も全体的に細く控えめな印象です。
主張されたい「愛」の文字がやや小さく、色紙作品としては少し残念なバランスです。

野田さんの字は全体的に線の等間隔度が高いところがポイントです。論理的思考の得意な方に多く、仕事が出来る方とお見受けします。
また、字が小さめで控えめな点などから、リーダーシップをとるよりも人をつなげたり関係者の調整に長けた強みをお持ちではないかと推察します。
ところどころ細い線がありますので、繊細で細やかなことに気が付く方。
そして、お名前の「子」の字の最後が強くハネられていますので、節目節目で最後はきちんとされる方です。

4名のみなさんの、ますますのご活躍と、日本の発展を祈念しながら書かせていただきました。

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