2006年書旅・広島・熊野~筆の里工房~

熊野筆

こちらの記事は2006年の記事をリメイクしています。

2006年8月2日~5日の4日間で広島へ行ってきました。
広島は日本一の筆の生産を誇る「熊野」が有名です。
ここは日本の筆(毛筆/画筆/化粧筆など)のうちの約7~8割の生産を占めるすごい地域。

その筆の歴史などを紹介しているのが筆の里工房さん。
広島県安芸郡熊野町というところにあります。

工房内に展示されている巨大な筆。ものすごい迫力です。
熊野筆

当時は少し交通の便が悪く、駅からバスで最寄のバス停まで行き、そこから歩きでした。
バス停から1.5kmくらいだったと思います。

工房では筆づくりの工程が紹介されています。
※撮影許可はいただいております

筆の里工房3

筆の里工房2

筆の里工房1

そして、とてもとても楽しみにしていた筆作りの体験をしました。

筆作りといっても、素人が筆の毛を選別したりといったことは出来ないので、行った作業は9~12の工程だけでしたが、とても楽しかったです。工程的には簡単なはずなのですが、不器用な私は要領がつかめず、大部分をやっていただき私はそれを見ていることが多かったかな。。。次はリベンジしたいです。

ちなみに、私は書筆目当てで行きましたが、化粧筆も同時に生産をされています。

日本書道院の競書雑誌の広告でもご縁のあるイ方古堂さんをご紹介いただき、寄らせていただいたのですが、日本の化粧筆の評価は高くて、海外の化粧品ブランドにも提供しているそうです。※2006年当時の情報です

コロナが落ち着いたらぜひまたお伺いさせていただきたいと思います!

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